夏に食べたいアジアの料理~中華料理編~
こんにちは!韓国語・中国語・タイ語・ベトナム語が学べるランゲージハウスアジア福岡です。
前回は夏に食べたい韓国料理を韓国語と共にお伝えしましたが、今回はその中華料理編です!
一言に中華料理といってもなかなか日本の中華料理店では見かけることがないものもあるかと思いますが、中国旅行に行かれた際はぜひ一緒に紹介する中国語と共に中国語での注文にチャレンジしてみてください!
▼夏に食べたい中華料理
中国語で夏は「夏天(xià tiān)」、食べるは「吃(chī)」、中華料理は「中国菜(zhōng guó cài)」なので、夏に食べたい中華料理を中国語で表すと「夏天想吃的中国菜(xià tiān xiǎng chī de zhōng guó cài)」となります。
語順や発音は中国語レッスンでじっくり教わることができますので、気になる方はぜひ一度無料カウンセリングにお越しください!
※料理名は、中国各地で方言があることにより多少違ってきますが、標準語だと以下のように呼ばれています。
①凉皮(liáng pí/リャンピー)
凉皮とは、モチモチした太麺に野菜とピリ辛ソースがかかった料理で、日本で言うところの夏の冷やし中華のような存在です。
小麦粉を練り、寝かせ、洗うとでんぷんだけが抽出され、さらに寝かせると水とでんぷんが分離します。
この下に溜まったでんぷんだけを蒸してつくられるのが凉皮の太麺で、具材はきゅうり、人参、もやし、パクチーなどが主流です。
タレは酢:醤油:ラー油:ごま油を3:3:2:1程度で混ぜ合わせたもので、更に花椒やゴマ、ナッツなどをふりかけたり、バルサミコ酢やニンニク、ごまだれを入れるレシピなども存在します。
②云南菜(yún nán cài/ユンナンツァイ)
中国南部に位置する雲南省は、東南アジア各国とも隣接しており、皆さんの知っている中華料理とはまた違った料理が楽しめます。
中国語で各地域の料理の風味は「味×味」で表現されるのですが、雲南料理は「酸味×辛味」が効いた味付けが特徴なので「酸辣(suān là)」と表現されます。
タイのトムヤムクンなどを想像すると分かりやすいかと思いますが、辛いけど酸っぱさもあるという、あの感じですね!
雲南料理にはこの「酸辣」な調味料を使ったつけ麺や、よだれ鶏などがあり、特に汗をかいてじめじめする夏にはさわやかさを感じさせられる一品となり、とてもおすすめです。
③火锅(huǒ guō/フォグォ)
暑い日に激辛料理を食べてさらに汗をかきたくなった日には、山椒などの薬膳素材により痺れる辛さがピリッと効いた火鍋がおすすめです。
地域によってスタイルが全く異なる火鍋は、スープの種類や具材だけではなく鍋の形からそれぞれの地域の特色が見受けられます。
羊肉や春雨、白菜、麺、長芋など定番な具材はもちろん、中国語で鸭血(yā xiě)と呼ばれるカモの血も人気です。
はじめは抵抗があるかもしれませんが、是非一度トライしてみてください!
④炒酸奶(chǎo suān nǎi/チャオスァンナイ)
中国語をそのまま日本語に訳すと「炒めヨーグルト」となるこのスイーツですが、ヨーグルトを冷えた鉄板の上に流し、好きな具材(レーズン、ナッツ、クコの実、小豆など)をぱらぱらと振りかけると、ヨーグルトと具材がみるみるうちに冷え固まり、写真のような板チョコ上になります。
冷たくて甘酸っぱいストリートフードで、インスタ映え間違いなしの逸品です。
また、本当にヨーグルトをそのまま使うので、甘さも控えめでアイスクリームよりヘルシーなので女性にもおすすめです!
⑤凉糕(liáng gāo/リャンガオ)
最後に、もうひとつ冷たいスイーツを紹介して最後にしたいと思います。
凉糕は玄米から作られたつるつるしたお餅で、冷やして黒蜜をかけていただきます。
日本では夏にわらび餅や葛餅をよく食べますが、そのようなイメージと近く、夏になると良く出回ります。
中国語で凉(liáng)は、冷たい、涼しいという意味で、夏の食べものにもよく使われていることが分かりますね!
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まだまだ暑い日が続きそうな福岡ですが、この記事にある中華料理を食べながら中国語レッスンで中国語を鍛えて、残りの夏を乗り切りましょう!
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