福岡はアジアから人気?九州沖縄地方のインバウンド需要
ランゲージハウスアジア福岡は、CO&CO初となる九州の拠点です。
歴史的なつながりもあってか、九州は東アジアからの訪日外国人が多いことでも有名ですが、新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年は、実際どのくらいの訪日外国人が訪れていたのか、どの国からの観光客が多かったのでしょうか。
今回は、ランゲージハウスアジア福岡のある九州沖縄地方のインバウンド事情を少しご紹介しようと思います!
▼2019年九州沖縄地方の訪日外国人の訪問率
九州・沖縄地方は福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄で構成されていますが、全47都道府県のうち、どのくらいの方々が九州沖縄地方の各県に足を運んでくれたのでしょうか。
まずは、福岡(8.69%)が全国7位という好成績で、続いて沖縄(6.12%)、佐賀(0.94%)、長崎(1.50%)、熊本(1.94%)、大分(3.30%)、宮崎(0.52%)、鹿児島(1.05%)と続きます。
そんな中でも、特に福岡県は地理的に韓国と近いため、飛行機の他船便なども多く韓国人観光客の比率が高いのが特徴です。
コロナ禍でも、福岡に住んでいる韓国人の割合は多いのか、ランゲージハウスアジア福岡のある博多付近を歩いていても、よく韓国語を耳にすることがあります。
▼2019年九州沖縄地方の県別インバウンド需要
2019年の1年間を通して各県に訪れた訪日外国人の割合と、訪日外国人の国別割合をもとに県別のインバウンド需要を見ていきましょう。
①福岡県
訪問者数:2,770,773人
訪日外国人の割合:韓国50.42%、台湾14.57%、中国12.42%、香港9.98%、タイ2.41%、ベトナム1.01%
2つの国際空港を有す福岡県は、アジアからアクセスしやすく、また韓国からは船便も出ているので、全国的に見ても7位と高い訪問率を誇ります。
また観光客だけではなく、博多を中心に在住する外国人も多く、日常的に韓国語・中国語・タイ語・ベトナム語に触れ合う機会のある地域になっています。
②佐賀県
訪問者数:299,277人
訪日外国人の割合:韓国37.73%、台湾22.76%、中国19.70%、香港13.73%、タイ2.12%、ベトナム0.73%
佐賀空港が国際空港なことから、佐賀INで入国する訪日外国人もいましたが、空港利用のみで宿泊まで至らないといったところが佐賀県の課題でした。
コロナで国際線もほぼ飛ばなくなり、コロナ明け後に期待が高まります…!
③長崎県
訪問者数:276,732人
訪日外国人の割合:韓国35.62%、台湾23.90%、中国9.33%、香港12.19%、タイ1.93%、ベトナム0.51%
歴史的建造物や、観光スポットも多い長崎県。認知度は高いものの訪問するまでに繋げられていないことが課題だとされています。
また圧倒的に韓国からの訪問者数が多く、2018年には約45%もの訪問率を記録していました。
④熊本県
訪問者数:617,396人
訪日外国人の割合:韓国20.30%、台湾31.70%、中国15.70%、香港20.31%、タイ2.63%、ベトナム0.87%
くまモンによるPRの効果で、特に東アジア圏から人気な観光地となっている熊本県ですが、グリーンツーリズムなど自然にも恵まれており、認知度に加え現地での満足度も高い県となっています。
⑤大分県
訪問者数:1,053,479人
訪日外国人の割合:韓国46.55%、台湾20.91%、中国10.35%、香港13.64%、タイ2.16%、ベトナム0.13%
九州でも2番目に大きな市場を誇る大分県は、韓国、台湾、香港、中国、タイからの訪日外国人が全体の8割以上を占めています。
大分県は、県を挙げてインバウンド対策に踏み込んでおり、英語、韓国語、中国語での観光案内も強化しています。
⑥宮崎県
訪問者数:166,042人
訪日外国人の割合:韓国23.32%、台湾26.91%、中国6.57%、香港31.80%、タイ0.86%、ベトナム0.25%
九州の中では一番訪日外国人の訪問数が少ない宮崎県。英語や中国語、韓国語などの案内表示がないことや、公共交通が完備されていないことが課題だとされています。
⑦鹿児島県
訪問者数:334,443人
訪日外国人の割合:韓国23.93%、台湾16.85%、中国13.23%、香港29.98%、タイ0.59%、ベトナム0.24%
2019年は政治の影響を受け韓国からの観光客が大幅に減少したこともあり、香港からの観光客が29.98%と第1位の国籍になりました。
中国語が聞こえると、「中国からの観光客が多いな~」と感じてしまいがちですが、九州全体で見ても、実は中国本土より、台湾と香港からの観光客の方が多く訪れている傾向があります。
⑧沖縄県
訪問者数:1,951,150人
訪日外国人の割合:韓国22.99%、台湾40.00%、中国18.38%、香港10.26%、タイ1.23%
訪日外国人消費動向調査によると、沖縄県の訪問率は全国第10位なのですが、沖縄県のインバウンド消費金額は88,823円と、全国第3位の結果となりました。
日本一台リゾートとして知られている沖縄県ですが、ベトナムからの観光客は0%と、南国リゾートの多い東南アジアからよりは、東アジアから人気があるようです。
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ランゲージハウスアジア福岡のある九州では、特に韓国語や中国語の需要が高いことがわかりましたね!
コロナが明ければ、皆さんのご興味のある言語に触れられる機会もきっと増えるはずです。
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