韓国語は日本人にとって習得しやすい言語といわれている理由
こんにちは!ランゲージハウスアジア京都です。
前回の記事では、韓国語の簡単な挨拶についてお話させていただきました。今回は韓国語が日本人にとって習得しやすい言語といわれている理由についてお話いたします。
さて、今回も前回に引き続き韓国語の話題になりますが、皆さんは韓国語に対してどんなイメージをお持ちですか?「日本人にとって、学びやすい言語」という考えをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、その理由を詳しく紹介していきたいと思います。
語順が日本語と同じ
日本人は、英語が大の苦手と言われており、特に会話となると一気にハードルが上がります。
英語を話そうとするときは、多くの方がまずは日本語の語順で考えてから、次に英語の語順に直すと思うのですが、英語の語順は日本語のそれと全く違うので、頭の中でまずは文を組み立てる作業が必要になってきます。
しかし、韓国語の語順は日本語と同じなので、わざわざ語順を頭の中で組み替える必要がありません。
また、日本語と同じように、語順を自由に並べ替えても意味が伝わるので、単語と動詞・形容詞などの活用方法さえ知っていれば、語順を心配せずに自然に文章をつくっていくことができます。
- 〇 오늘은(今日は) 후쿠오카(福岡の) 하카타역에서(博多駅で) 한국어를(韓国語を) 배웠어요(勉強しました).
- 〇 후쿠오카(福岡の) 하카타역에서(博多駅で) 오늘은(今日は) 한국어를(韓国語を) 배웠어요(勉強しました).
漢字圏なので似ている発音の単語が多い
今は「ハングル(한글)」と呼ばれる日本語で言うところの「ひらがな・カタカナ」にあたる文字だけを使用して韓国語を表記しますが、1970年以前の韓国では、今の日本と同じように「野球를 観戦합니다(野球を観戦します)」などとハングルと漢字を組み合わせて表記されていました。
※もちろん読み方は「やきゅう」「かんせん」ではなく「야구(ヤグ)」「관전(グァンジョン)」となります。
1980年代からは漢字教育が奨励されなくなり、韓国の文字はハングル中心へと変化していき、1990年代からはパソコンの普及によりキーボードなども全てがハングルでの表示になっていきました。
漢字を使う理由は、日本語と同じく中国から漢字文化が伝わったことがきっかけですが、日本よりも早く、紀元前2~3世紀には漢字が伝来していたと言われています。
そのため、漢字という文字自体は使用しませんが、漢字語彙は何ら変わらず使用されているので、日本語の漢字語彙と発音がとても似ている単語が多く存在します。
- 準備(じゅんび)=준비(ジュンビ)
- 努力(どりょく)=노력(ノリョッk)
- 消毒(しょうどく)=소독(ソドッk)
- 教科書(きょうかしょ)=교과서(キョグァソ)
- 要求(ようきゅう)=요구(ヨグ)
韓国語学習者の中には、習得初級レベルの時に、「言いたいことがあるけどはっきりした発音はわからない…でも漢字語彙をそれとなく発音してみるか…」と発してみた音が韓国語の単語と似ていて無事伝わった!という経験があるというお話をよく聞きます。
皆さんも言葉に詰まった時は漢字語彙に変えて発話してみると伝わりやすいかもしれません。
活用によって現在形や過去形を使い分ける
英語では、全く違う単語に見える動詞の過去形を一生懸命覚えていましたよね…!
しかし、私たちの日本語、そして皆さんのご興味のある韓国語は、動詞の語幹は変わらず、語尾を活用させることによって過去形や現在形を使い分けることができるので、規則さえ覚えてしまえばいちいち新しい単語を覚える必要はありません。
ただ、この規則を覚えても、実際に使わないとスムーズに活用ができる脳にはなりません。
ランゲージハウスアジア京都の韓国語レッスンでは、このあたりの文法や規則などをしっかり身に着けていただくために、書く・読むよりも多く話す授業を実施しています。
これまで独学で一生懸命文法を覚えてこられた方には、打ってつけの実践場所となることでしょう。
京都にも韓国カルチャーが身近にある
韓国ドラマや韓国の芸能番組は、各動画配信サイトなどで簡単に視聴が可能です。
また、Kpopは日本の音楽チャートにもランクインするほど人気で、わざわざ調べなくても京都の街を歩けば耳に入ってくるようになりました。
韓国語を伸ばしたい皆さんはこの環境を大いに利用して、毎日韓国語に触れる生活を送ってみてください!
話す機会は自分で動き出さなければ作れませんが、耳を慣らす機会はネット上で簡単に見つけられるはずです!
まずは一度無料カンセリングに是非お越しください
この記事をご覧になって、「言語学習に挑戦してみたい」、「やっぱりアジア語の学習を諦めたくない」、「会話ができるようになりたい」という思いが少しでもあるという方は是非一度無料カウンセリングを下記リンクよりご予約ください。
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次回、中国語での挨拶についてお話いたします!
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