韓国語と中国語を同時に勉強するメリットとは

韓国語と中国語を同時に勉強するメリットとは

こんにちは!ランゲージハウスアジア京都です。

前回の記事では、中国語の挨拶についてお話いたしました。今回は、韓国語と中国語を同時に勉強したことがあり、社会人になった今も日々少しずつ各言語に触れる機会を設けているスタッフから、韓国語と中国語の2言語を勉強するメリットについてご紹介します。

聞き取り・発音がしやすくなる

日本語では、文字に表せる音は50音しかないので、この50以外の音はなかなか聞き分けることも、発音することも難しいとされています。

日本語では「ン」と一文字でしか表記されない音も、韓国語と中国語では「ㄴ/n」「ㅇ/ng」「ㅁ/m」と三音に分かれていたり、

日本語ではどちらも「オ」と表記される音も、韓国語と中国語では「어/e」「오/o」と二音に分かれていたりします。

韓国語だけ先に勉強し始めたのですが、上記のような日本語にない音は上手く発音できたためしがありませんでしたし、感覚をつかむまで時間もかかりました。

次に、中国語を勉強し始め、再び日本語にない発音にぶち当たった時、「あれ、この音って韓国語のあの音に似ていないか…?」と自然と脳内に韓国語の音が浮かんで来ました。

韓国語と中国語も完璧に同じ音ではないのですが、日本語にない音を耳にしては、上手くできないなりに発音してきたという感覚が身体に残っていたからか、そこから習得に至るまでは多くの時間を要すことはありませんでした。

韓国語の漢字語彙がすらすら出てくるようになる

日本語で「カン」と音読みする漢字を思い浮かべてみてください。

「間 館 感 寒 漢 神 関 完 管 官 観 慣 幹 刊 簡 干 看 巻 甘 監 汗 歓 勧 乾 鑑 環 含 勘 肝 貫 敢 緩 冠 換 喚 甲 患 缶 棺 陥 堪 款 還 艦 閑 寛 憾 韓 串……」と常用漢字だけでもなんと49字あります。

メリット1でも記載したように、日本語よりもはるかに多い音を持つ中国語や韓国語になると、これらの漢字の読み方は下記のようにさらに細かく分かれます。

【「カン」という音読みを持つ漢字に対する韓国語と中国語の発音分類の一例】

  • 간/jian:間、簡、監、鑑、 艦
  • 간/kan:刊、看
  • 관/guan:館、関、管、官、観、慣、貫、冠、勘、棺
  • 관/kuan:款、寛
  • 감/gan:感、干、幹、甘、乾、肝、敢、
  • 환/huan:環、緩、換、喚、患、歓、還

韓国語だけ勉強していた時代は、「日本語だと全部“カン”で良いのに何でこんなに細かく分かれるんだろう」とひとつひとつ覚えるしかない絶望感を感じたこともありましたが、中国語を勉強し始めて漢字の音の違いが分かるようになった今は、逆に漢字圏の中で日本語だけが不自然なんじゃないかとも思えてきました…。笑


【韓国語だけ勉強していた状態】

観光地の観(カン)→간/강/관/광/감…どれだっけ?→結局なかなか口から出てこない

【韓国語と中国語の2言語を勉強し始めた状態】

観光地の観(カン)→中国語だとguanだったよな…!→中国語のguanに当たる韓国語は관のみ→観は관だ!


初めは頭の中で整理しながらだったので時間がかかりましたが、どんどん慣れてくるとスラスラ話せるようになりました。

また、本当に何と発音するかわからない漢字語彙も、韓国語もしくは中国語どちらかの発音から発想を効かせることで、正確な発音に近づけることができ、また記憶するという“ただの作業”にならないので、より語彙が身につきやすいです。

元々漢字が得意ではなかった私も、これだけは同じ漢字圏ならではのメリットだなと感じた点でした!

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